こんにちは!今日の記事はおやつの適正カロリーについてです。 近年飽食だとかメタボだとか言われるように、日本における食事の問題は、 どちらかというとカロリーやら脂質やら塩分やらの摂り過ぎにあります。
その中でもおやつから摂取するカロリーは軽視できるものではなく、 日常的におやつを食べている人はかなりのカロリーをおやつから摂取している可能性があります。
ということで、おやつの適正カロリーを知っておくといいですね。 小学校の教育実習で題材にもしたけど、なかなか面白いテーマです。
おやつの適正カロリーはどれぐらい?
おやつの適正カロリーは、一日の摂取カロリーの10%ぐらいにするのが良いと言われています。
日本人の食事摂取基準によると、
成人男性の推定エネルギー必要量は、身体活動レベル1で2250kcal、レベル2で2650kcal
成人女性の推定エネルギー必要量は、身体活動レベル1で1700kcal、レベル2で2000kcalほどです。
それぞれの10%・・・と考えると面倒なので、 区切りの良い数字として、おやつは200kcal以下という指標がよく使われます。
日本栄養士会や、文部科学省の出している教材例(小学生向きですが)等でも200kcalという指標が使われおり、 妥当なところだと思います。
よく食べるおやつのカロリー
世の中には色々なおやつがありますが、よく食べられていそうなおやつのカロリーを挙げてみます。
ポテトチップス…337kcal
板チョコレート…307kcal
コーラ(500ml)…230kcal
ショートケーキ…320kcal
カップアイス…374kcal
プリン…………234kcal
こんな感じです。もちろん商品の大きさや、脂質の量なんかによって変わってきます。
とはいえ、多くのおやつで200kcalを超えていることがわかります。
特に盲点なのが、コーラ等の飲料水。例えばコーラでは、500mlを一本飲むだけで250kcalほどのカロリーがあります。 甘い飲み物とポテトチップスなんか食べると…600kcal近いカロリーとなり、これだけで一食分のカロリーに相当します。
食事と一緒に飲んでしまうこともあり、カロリーを含む飲料は肥満の原因になる方が多いので気をつけましょう。
また、甘い飲み物ももちろんですが、牛乳も高いカロリーなので注意が必要です。おやつに比べカルシウムやたんぱく質が豊富で栄養価は優れますが、体重が気になる場合は控えたり低脂肪牛乳にしたりすると良いでしょう。
どのように食べるべきか?
まず食べ方よりも大事なのが、栄養表示を見ることです。 ほとんどの商品には栄養表示がついています。確認し、自分がどれぐらいカロリーを摂ったか意識することが大事です。
そして300kcalやら400kcal等高いカロリーだった場合は、半分だけ食べ、残りを翌日に食べたり、またその日一日で食べきってしまった場合は、翌日はおやつ無しにしたりして食べすぎないように注意しましょう。
まあ、そんなの気にせず好き勝手に食べるっていう人が大多数だと思うけどね! ただ、こういう食習慣を身につけておくと、将来糖尿病とかになった時なんかに楽になるし健康にも良いのでオススメです。