こんにちは!今日の記事はカレーの冷凍について。家庭でカレーを作ると、結構な量が出来て余りがちだと思います。そして2日、3日カレーが続いたり、腐らせてしまったり。
カレーはたくさん出来たら、冷凍するのがオススメです。まとめて作って冷凍しておけば、次食べる時に手間がかからず、食費の削減にも繋がります。
※2019年加筆しました。
カレーの冷凍方法
カレーを冷凍する時に入れ物で使われるのは、タッパー、ラップ、フリーザーパック等です。
タッパーは再利用が可能ですが、そのままだと臭いや色がタッパーに移ってしまうので、ラップ等を被せないといけません。ラップで包む場合は、何かしらの食器やタッパー、バット等にラップを敷き、カレーを流し込んで冷凍します。
オススメは使い捨てできて、そのままの加熱もしやすいフリーザーパックです(100均やスーパーで買えます)。フリーザーパックにカレーを入れ、空気を抜き粗熱をとったら冷凍庫に入れればOKです。平らなので場所もあまり取りません。
すぐに食べる予定が無ければ、調理日を記入しておくと良いでしょう。なお、コストは100円で20~30枚入っているので、一食につき3~5円になります。
冷凍する際の注意点
カレーの具材としてよく使われるジャガイモは、冷凍すると食感が非常に悪くなります。なので、冷凍する際には次のことに注意した方がいいでしょう。
・カレーにじゃがいもを入れない
・入れても冷凍する時には取り除く
・入れるならジャガイモをよく潰しておく(潰せば食感が気にならなくなる)
ちなみに我が家では、じゃがいもを入れずに、きのこをたくさん入れてきのこカレーにして冷凍しています。
また、フリーザーパックを使用する際は、外側に少し折ってから入れると汚れません。
冷凍したカレーの解凍方法は?
冷凍したカレーの解凍方法には、以下のようなものがあります。
電子レンジ
電子レンジ加熱は簡単で素早く加熱できるので様々なものに使われますが、カレーの加熱に適するかは微妙なところです。電子レンジは、油や塩の多い食品では加熱ムラが起きやすく、カレーの場合は高温のところは高温に、でも真ん中は全然温まっていないといった事が起きやすいです。
これは電子レンジの種類や、カレーの量、保存状態(平べったいかどうか、凍っていないか等)で変わると思うので、一度家の電子レンジで試してみると良いと思います。
ちなみに、我が家の電子レンジで加熱したところ、やはり中心部(具材の固まってる所とか)の加熱が遅く、しかし表面?はかなりの高温になっていたみたいでパックに穴が空きました。
小さい穴のようですが、袋も溶けていそうだし体には良くなさそう。加熱ムラを防ぐために、500w、2分毎に袋をもんで撹拌するという手間のかけようだったのですが、ダメでした。そのままチンするともっとダメかと思います。
湯煎
レトルトカレーのように、鍋に湯を張り、火にかけるという方法。こちらのほうがオススメです。
やり方としては、まず鍋に水を入れます。次に耐熱皿でも金ザルでも良いので、カレーパックが鍋に直接触れないように間に入れます。そしたらカレーパックを入れて火にかけます。
我が家では金ザルで行っています。
↑こんな感じです。一度沸騰したら弱火にして、90℃前後ぐらいを保つ感じ。
また、間に何も入れず、直接入れたこともありますが
やはり、鍋肌に接する面が熱すぎて溶けて穴が空いてしまいました。火にかけず沸騰させた湯に入れるだけなら大丈夫ですが、時間がかかったりぬるかったりするのでやはり火にはかけたいところ。
加熱時間は量にもよるけど、水から初めて10分~15分ぐらいでしょうか。解凍してあるほうが火の通りが早いので、食べる前日に冷蔵庫に移動しておくと良いです。
また、フリーザーパックの種類によっては、パックのままの加熱を推奨していない事もあります。フリーザーパックの耐熱温度は、100~140℃程度なので、沸騰しないぐらいの湯で保つのが良いでしょう。水面から出て鍋肌に触れてしまった部分などは、少し変形してしまう場合があります。
取り出して火にかける
フリーザーパックやラップの包みをはずして、直接鍋やフライパンで加熱するという方法もあります。フリーザーパックの場合、冷凍した状態だと取り出しにくいかもしれませんが、解凍してあれば取り出す事ができます。
あとは加熱時に水分が飛んでしまうので、適度に水を足しながら加熱します。湯煎より早く加熱できるので、すぐ食べたい場合に良いでしょう。洗い物が増えるのがデメリットです。
まとめ
カレーの冷凍はフリーザーパックがオススメです。買わないで済ませようと思ったら、器にラップ敷いて包むのが良いかと。解凍は、電子レンジで試してみてダメそうなら、湯煎や取り出して火にかけるのが良いと思います。
解凍する際にカチカチだと時間がかかるので、食べる予定が決まっていれば前日に冷蔵庫に出したり、当日でも常温で自然解凍しておくと後の加熱がスムーズになります。
今回はタイトルをカレーと書きましたが、ハヤシライスやシチューでも冷凍できます!特にハヤシライスは、じゃがいもを入れないので相性が良いのではないかと思います。肉類を安くたくさん買えた時には、是非たくさん作って冷凍してみてください。
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記事をお読み頂き、ありがとうございました。
最後にちょっとした広告を。
自分で使ってみて、良かった調理器具を紹介いたします。ご家庭に合うものがあれば、ぜひお試しください。
貝印 関孫六 15000ST 高級包丁
最近新調した包丁です。久しぶりに買い替えるので良い包丁にしようと思って見つけたのがこちら。
包丁の刃にコバルトスペシャルという最高級の素材を使用しており、切れ味が落ちにくく、研ぎやすく、鋼に比べ錆びにくいという高級包丁です。
レビューも書いているので、興味がありましたらご確認下さい。
シリコン調理スプーン
山崎実業のシリコン調理スプーンは、すくう・炒める・計るの3機能がまとまった調理スプーンです。
特徴的なのは5ccと15ccの計量線が入っており、醤油や酒など計りながら調理作業が行なえます。調理作業に無駄がなくなり、一度使うと普通のヘラには戻れない快適さです。
置くためのスタンドもついており、キッチンを汚さず仮置きでき非常に便利です。
ぜひ家のヘラや調理スプーンと交換してみてください。
ゆで卵電気スチーマー
時間管理が面倒なゆで卵や半熟卵が安定して簡単に作れるようになります。ゆで卵や半熟卵をよく作る方に特にオススメしたいです。
コンロを使わないのがすごく良いです。卵以外にも蒸し野菜や肉まん等に使えます。
シリコンスチーマー
野菜や肉、魚を入れて電子レンジでチンすると、簡単に蒸し物になります。
シリコンなので洗いやすく、折りたたんで収納できるため場所も取りません。
ぶんぶんチョッパー(手動フードプロセッサー)
糸を引く事で食材をみじん切りにすることができる手動フードプロセッサーです。
電動に比べ、コンセントを必要としない点と、価格が安い点が優れています。
コンセントを必要としないので、キッチンのコンセントまわりがいっぱいでも自由に設置できます。
みじん切りの頻度が少ないけどたまにフードプロセッサーを使いたい、という場合にオススメです。
取ってが取れるフライパン
今まで我が家では普通のフライパンでしたが、取ってがとれるタイプのフライパンに変えてみたら便利さにビックリ。
重ねて入れられるため収納スペースをとりません。また、冷蔵庫に調理したものをそのまま入れて保存するのに場所をとらないので、とても良いです。