こちらの記事の続きになります。
日本人の食事摂取基準2015年版では、生活習慣病予防を目的とし、目標量を充実させました。
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具体的な変更点
変更された場所は三箇所になります。
一点目はナトリウムです。
ナトリウム(食塩相当量)摂取量が、男性9.0g/日未満から8.0g/日未満、女性7.5g/日未満から7.0g/日未満になりました。
二点目は食物繊維です。
今まで食物繊維は18歳以上だけに目標量が設定されていましたが、
6~17歳についても目標量が設定されました。
6~7歳…11g以上
8~9歳…12g以上
10~11歳…13g以上
12~14歳…17g以上
15~17歳…19g以上
となっています。
三点目はカリウムです。
食物繊維同様、18歳以上にだけ目標量が設定されていましたが、
6~17歳についても目標量が設定されました。
6~7歳…1800mg以上
8~9歳…2000mg以上
10~11歳…2200mg以上
12~14歳…2600mg以上
15~17歳…3000mg以上
以上のようになっています。特に食塩相当量は、減塩などと関心の高いものなので注目が集まるものだと思います。
病院の食塩制限のかかった食事が6.0g程度なので、かなり意識しないと達成できない目標かと思います。