ビタミンB2とは?

2014/04/29

栄養素関連

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今回の記事では、水溶性ビタミンのビタミンB2についてです。


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ビタミンB2とは

ビタミンB2とは、水溶性ビタミンの一種であり、化学名でリボフラビンというものです。

エネルギー代謝に関わり、成長促進の働きがあることから、 ビタミンG(grow)と呼ばれていたこともあるそうです。

性質としては、水溶性ではありますがビタミンB1等に比べ水に溶けにくいです。 また、酸性では安定ですが、アルカリや光に弱い特徴があります。

熱にも比較的に強いので、調理中の損失が少ないです

ビタミンB2の働き

ビタミンB2は炭水化物や脂質をはじめ、多くの栄養素の代謝に関わっています。 また、皮膚や粘膜を保護する働きも持ち、不足すると口内炎などを引き起こすと言われています。

赤血球の形成や甲状腺機能の維持にも必要不可欠で、体の健康状態の維持に必要不可欠です。

ビタミンB2を多く含む食品

ビタミンB2は、肉や魚、卵などの動物性食品に多く含まれます。 中でも、レバーには多くのビタミンB2が含まれます。

100g中では、
豚レバー・・・3.6mg
うなぎ・・・0.74mg
納豆・・・0.56mg
たまご・・・0.43mg
ぶり・・・0.36mg
牛乳・・・0.15mg

ビタミンB2の一日に必要な量

ビタミンB2の一日に必要な量は、0.6mg/1000kcalで、成人男性でいうと1.6mgにあたります。

主菜をしっかりと摂り、また副菜に海藻を取り入れたり、デザートに乳製品を活用する等をすれば、 必要量をしっかり摂取できると思います。

ビタミンB2は水溶性であり体内に貯蔵できないため、毎日しっかり摂取する必要があります。

ビタミンB2の欠乏症や過剰症

ビタミンB2の欠乏では、成長障害、口角炎、口内炎、舌炎、皮膚炎等が見られることがあります。

普通の生活を送っていて、成長障害が起こるほど不足することは無いと思いますが、 頻繁に口内炎が起こる場合は、もしかするとビタミンB2の不足かもしれません。

過剰症もほとんど報告されていないため、口内炎や皮膚炎がある場合、 とりあえずビタミンB2のサプリメントなどを摂取するというのも良いと思います。 (副作用のリスクが無いし、もしかすると治るかもしれないので)



ビタミンについて 目次

自己紹介


とっぽ
高校で調理師科を卒業し、調理師免許を取得。管理栄養士学科を卒業し、管理栄養士免許・栄養教諭一種免許を取得しました。現在は都内某所の施設に勤務しています!どうぞよろしくお願い致します。

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