こんにちは!今日の更新は、「辛いししとうの見分け方」についてです。
ししとうは好きでよく食べるのですが、先日今までの人生で一番辛いししとうに当たりました。一般的な唐辛子よりも辛かったように感じ、トラウマレベルのものでした・・・。ということで、今後こんな目に合わないために、辛いししとうの見分け方を調べ、検証してみます。
辛いししとうの見分け方
さっそく、「辛い ししとう 見分け方」のワードでgoogle検索を行ってみます。
すると、辛いししとうの特徴として、次のような項目が挙がっていました。
・先が曲がっている
・先が細い(とがっている)
・種が少ない
・いびつな形をしている
ししとうはストレスを受けたり、辛い品種と交配してしまうと辛くなるそうな。ストレスを受けた品種は、先が曲がっていたり、いびつな形をしているらしい。
ということで、上記の情報を元に、15本のししとうを「辛そうなグループ」と「辛くなさそうなグループ」に分けてみました。
検証
方法:
計15本のししとうを、ネットで検索した「辛いししとうの特徴」を元に、辛そうなグループと辛くなさそうなグループに分類する。
その後、二つのグループを試食し、辛さを五段階評価で評価する。なお、調理は油で炒め、軽く塩を振ってある。
辛さ評価基準
1,辛さ無し。苦味だけがある。
2,よく噛むと辛味を感じる。
3,辛いししとう。辛いと感じるがおいしく食べられる範囲ではある。
4,とても辛いししとう。口全体に辛味が広がる。
5,非常に辛いししとう。飲み込んだ後もしばらく口に辛味が残り続ける。
左の皿のグループはネット上の見分け方を参考に、「辛くなさそうなししとう」のグループとして分けました。
対して、右の皿は「辛そうなししとう」を選びました。
左の皿は比較的真っ直ぐで、先端が細い等の問題がなさそうな種類です。右は曲がっていたり、先端が細くなっていたり、形がいびつなししとうです。
ちなみに上記は、加熱前の断面図。へたのあたりを包丁で切ってます。切り口からは中の種は察することができませんが、触ると種が多そうか、少なそうか判別することができます。上記の皿では、どちらのグループも、右側2本は種が少ないししとうです。
つまり、ネット上の見分け方を参考にすると左側の皿は辛いししとうは少なさそう。逆に、右側の皿は辛いししとうが多そうです。
また、種が少ない物が辛いという情報があり、それぞれの皿の右二つは辛いかもしれない、と予測がつきます。
結果
「辛くなさそうなししとう」の結果は上記なようになりました。辛さを5段階評価にし、1を辛くない、5を辛いとしてあります。
今回試したししとうでは、真っ直ぐで太いからといって、辛くないわけではなく、辛いししとうも混ざっていました。
特に右から三番目のししとうは格別に辛く、しばらく口に辛さが残り、この後の検証に影響を及ぼすレベルでした・・・。
まっすぐで種もあって、形もいいのに!どうしてこうなった。
不運にも、激辛ししとうに検証途中で当たってしまった。なので甘い物を食べ、辛さがなくなってから次のししとうに挑戦しています。
さて、問題は次の皿。こちらの皿は、前情報から「辛そう」と予想を立てたグループです。これが予想に反し、殆ど辛くないという結果になりました。一番辛いものでも、よく噛むと辛味を感じるといった程度で、それ以外は全く辛味を感じませんでした。
なお、どちらの皿も右の二本は種が少なさそうなししとうでしたが、特に辛くありませんでした。
また今回の検証では、一本のししとうを半分ずつ食べましたが、先端部のほうが辛かったように感じます。
考察
この記事を書く前の予想としては、「形の悪いししとうや、種の少ないししとうが辛い」という意見が結構見られたので、百発百中でないにしろある程度そういう傾向があるのだろうと思っていました。
しかし今回の検証では、予想と全く反し、形の悪いモノほど辛いものが少なく、むしろ真っ直ぐのモノに辛味の強いモノが多いという結果に。
このような結果になったのは、テストした本数が少ないがゆえかもしれません。
100本、200本と調べればそういう傾向も出てくるのかもしれません。しかし、少なくとも数パック買ったぐらいじゃ判別できないぐらいの差でした。
よって、
「辛いししとうを購入時に見た目だけで辛さを特定するのは難しい」
という結論に至りました。