こんにちは!今日の更新は、片栗粉は小麦粉で代用できるのか?というテーマです。
とろみをつける料理の多くは片栗粉でとろみ付けを行いますが、意外と買い忘れてしまうんですよね。
しかし、そういった料理はとろみが無いと成立しないような料理ばかり・・・、でも買いにいくのは面倒くさい・・・。
そんなときでも、小麦粉で代用できるかもしれません。片栗粉と小麦粉のとろみの違いをまとめました。
片栗粉と小麦粉のとろみの違い
片栗粉も小麦粉も、主成分はデンプンで、水に溶き加熱することでとろみが付きます。
片栗粉はじゃがいもから、小麦粉は小麦から作られています。食品成分としては、片栗粉はほぼデンプンの糖質なのに対し、小麦粉はたんぱく質等他の栄養素も含まれています。
成分上の違いからか、とろみの仕上がりも変わってきます。まずは、水溶き片栗粉と水溶き小麦粉をそのまま加熱しとろみをつけて比較してみました。
上の画像が水溶き片栗粉、下の画像が水溶き小麦粉を加熱したものです。
見て通り、水溶き片栗粉は透明感があり、小麦粉のほうは白濁しています。
小麦粉のほうが、たんぱく質など様々な成分が含まれているため、白濁するのだと思われます。
また、とろみが付く温度(糊化温度)は片栗粉のほうが早く、小麦粉のほうは沸くぐらい加熱をしっかりしないととろみが付いてきません。
小麦粉で料理にとろみをつける場合、しっかり火を通すように注意する必要があります。
実際に料理で比較すると?
小麦粉もしっかり加熱すればトロミがつきそうなのはわかりました。
ということで、実際に水溶き片栗粉を使う料理で作ってみて比較してみました。
今回試した料理は麻婆豆腐です。我が家では定番で、麻婆豆腐のために片栗粉をよく消費します。
こちらの画像は、麻婆豆腐を作り、まだとろみを付けていない段階のものです(ちなみに、レシピはこれ)。
この麻婆豆腐を二つに分け、水溶き片栗粉と水溶き小麦粉でとろみをつけてみます。
上の画像が水溶き片栗粉で作った麻婆豆腐、下の画像は水溶き小麦粉で作った麻婆豆腐です。
今回は、水溶き片栗粉は水と片栗粉1:1、水溶き小麦粉は水と小麦粉2:1ぐらいの割合で作りました。
小麦粉は1:1で溶いたところ、ダマになってしまったので小麦粉のほうで水を増やしています。
画像だと光の具合もあってわかりにくいと思うのですが、やはり水溶き小麦粉のほうがすこーしだけ白っぽいです。
とはいえ、麻婆豆腐の元の色がほとんどで、言われてみなければわからないぐらいだと思います。
こちらは、同じ皿に乗せてみた写真です。左が片栗粉で、右が小麦粉です。
片栗粉のほうが、透明感があって色が強調されていますが、小麦粉で作っても不自然な色合いにはなりませんでした。味も特に違いありません。
結論
片栗粉を切らしていた場合、とろみ付け自体はは小麦粉でも代用可能です。
ただし、小麦粉でとろみをつけた場合は白っぽくなってしまいます。
麻婆豆腐のように色が濃い料理なら気にならないと思いますが、かき玉汁のような透明感のある料理に使うと白濁が気になると思います。
また、麻婆豆腐のように香りが強い料理だと気になりませんが、風味にも多少影響します。
香りが重要な繊細な料理にはあまり向いていません。
あくまで買い忘れた時の代替手段で、普段はしっかり片栗粉でトロミをつけるようにしましょう。
また、今回は試していませんが、コーンスターチや摩り下ろしたジャガイモなど、でんぷん質のものであれば色々なものでとろみを付けることができます。
とろみを付けるのに片栗粉が無い場合は、お試しください。
記事をお読み頂き、ありがとうございました。
最後にちょっとした広告を。
自分で使ってみて、良かった調理器具を紹介いたします。ご家庭に合うものがあれば、ぜひお試しください。
貝印 関孫六 15000ST 高級包丁
最近新調した包丁です。久しぶりに買い替えるので良い包丁にしようと思って見つけたのがこちら。
包丁の刃にコバルトスペシャルという最高級の素材を使用しており、切れ味が落ちにくく、研ぎやすく、鋼に比べ錆びにくいという高級包丁です。
レビューも書いているので、興味がありましたらご確認下さい。
シリコン調理スプーン
山崎実業のシリコン調理スプーンは、すくう・炒める・計るの3機能がまとまった調理スプーンです。
特徴的なのは5ccと15ccの計量線が入っており、醤油や酒など計りながら調理作業が行なえます。調理作業に無駄がなくなり、一度使うと普通のヘラには戻れない快適さです。
置くためのスタンドもついており、キッチンを汚さず仮置きでき非常に便利です。
ぜひ家のヘラや調理スプーンと交換してみてください。
ゆで卵電気スチーマー
時間管理が面倒なゆで卵や半熟卵が安定して簡単に作れるようになります。ゆで卵や半熟卵をよく作る方に特にオススメしたいです。
コンロを使わないのがすごく良いです。卵以外にも蒸し野菜や肉まん等に使えます。
シリコンスチーマー
野菜や肉、魚を入れて電子レンジでチンすると、簡単に蒸し物になります。
シリコンなので洗いやすく、折りたたんで収納できるため場所も取りません。
ぶんぶんチョッパー(手動フードプロセッサー)
糸を引く事で食材をみじん切りにすることができる手動フードプロセッサーです。
電動に比べ、コンセントを必要としない点と、価格が安い点が優れています。
コンセントを必要としないので、キッチンのコンセントまわりがいっぱいでも自由に設置できます。
みじん切りの頻度が少ないけどたまにフードプロセッサーを使いたい、という場合にオススメです。
取ってが取れるフライパン
今まで我が家では普通のフライパンでしたが、取ってがとれるタイプのフライパンに変えてみたら便利さにビックリ。
重ねて入れられるため収納スペースをとりません。また、冷蔵庫に調理したものをそのまま入れて保存するのに場所をとらないので、とても良いです。
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