こんにちは!今日の更新はわらび餅についてです。
わらび餅を作った後の鍋は、でんぷんがこびりついて洗うのが非常に大変です。
ということで、さまざまな洗い方を調べ実践してみました。。
どうすれば綺麗に洗えるのか?
わらび餅は主成分がでんぷん質で、鍋にかなりへばりつきます。わらび餅は簡単に作れておいしいおやつですが、この洗い物が大変です。
わらび餅は、理論的には以下の二通りの方法で洗いやすくなります。
1,アミラーゼによりでんぷんを分解する
わらび餅の主成分はでんぷんです。このでんぷんが糊状になり鍋にへばりつき、取れにくくなります。でんぷんは、アミラーゼという酵素で分解することができます。なので、アミラーゼを含む液に浸すことで分解し綺麗にはがすことができます。
2,でんぷんを老化させる
でんぷんは、加熱することで糊化(糊状になること)します。わらび餅で言えば、白濁した水溶液に透明感が出て、粘りが出た状態が糊化した状態です。糊化したでんぷんは、時間が経ったり、冷めたりすると粘りを失い固くなります。この現象はでんぷんの老化と呼ばれます。
わらび餅を作った後の鍋の洗い方
上記の方法の中では、でんぷんを老化させるのがやりやすいと思います。
アミラーゼによる分解については、色々試してみましたがいまいちでした。分解酵素の含まれた洗濯用洗剤で浸け置きしてみたり、大根汁で浸け置きしてみたり。
なお、アミラーゼは唾液にも含まれている分解酵素なので、それも一応試してみました。意外とうまくいって、一晩ぐらい漬けておくだけで綺麗になりましたが、衛生的にいまいちなので現実的ではなさそうです。
なお、わらび餅を作った後の鍋の状態は、このような感じ。以下のどの方法にしても、鍋の上部側にへばりつくと面倒なので、なるべく鍋下部だけで作るようにすると良いです。
さて、このわらび餅がこびりついた鍋の洗い方ですが一番大事なのは、テフロン加工のフライパンで作ることです。もちろん、テフロンが剥げているとそこにくっつくのでテフロンが元気な鍋を使う必要があります。
これが用意できれば、どんな方法でも簡単に剥がすように洗うことができると思います。
丁度いいテフロン加工の鍋が無い場合はアルミ鍋や鉄鍋で作ることになり、そうなると剥がすのがかなり大変になります。
その場合は、水に一晩浸けてから洗うのが一番良いと思います。
水を入れた直後はこんな感じですが、
一晩水に浸けると、こんな感じになります。
透明感のあったわらび餅ですが、一晩水に浸けておくと、上にも書いた老化という現象が起き、このように白っぽく、固くなります。
この状態は、透明な状態に比べ粘りがなく、ぼろぼろと崩れるようにとれるようになります。
このように、テフロンと組み合わせるとスポンジを使わなくても綺麗に剥がせるぐらいです。
(この現象のおかげで、わらび餅は冷蔵庫に入れっぱなしにするとまずくなります。復活させる方法についてはこちら→わらび餅が白く硬くなってしまう原因と復活させる方法)
ちなみにgoogleで調べてみると、お湯に浸けたり、水を入れて再沸騰すると簡単に取れると書かれていました。が、この方法は、テフロン加工がしっかりしていれば有効ですが、テフロン加工ではない場合はほとんど効果ありません。
重曹で沸かすという方法も書いてありましたが、これもテフロン加工前提だと思います。
まとめ
まず一番大事なのが、テフロン加工のしっかりした鍋を使うことです。テフロンがしっかりしていれば、水でもお湯でもちょっと浸けるだけで剥がれます。
テフロンではない場合は、冷水に浸けて一晩置いておく方法をお試しください。そのまま洗うよりは、かなり洗いやすくなると思います。
記事をお読み頂き、ありがとうございました。
最後にちょっとした広告を。
自分で使ってみて、良かった調理器具を紹介いたします。ご家庭に合うものがあれば、ぜひお試しください。
貝印 関孫六 15000ST 高級包丁
最近新調した包丁です。久しぶりに買い替えるので良い包丁にしようと思って見つけたのがこちら。
包丁の刃にコバルトスペシャルという最高級の素材を使用しており、切れ味が落ちにくく、研ぎやすく、鋼に比べ錆びにくいという高級包丁です。
レビューも書いているので、興味がありましたらご確認下さい。
シリコン調理スプーン
山崎実業のシリコン調理スプーンは、すくう・炒める・計るの3機能がまとまった調理スプーンです。
特徴的なのは5ccと15ccの計量線が入っており、醤油や酒など計りながら調理作業が行なえます。調理作業に無駄がなくなり、一度使うと普通のヘラには戻れない快適さです。
置くためのスタンドもついており、キッチンを汚さず仮置きでき非常に便利です。
ぜひ家のヘラや調理スプーンと交換してみてください。
ゆで卵電気スチーマー
時間管理が面倒なゆで卵や半熟卵が安定して簡単に作れるようになります。ゆで卵や半熟卵をよく作る方に特にオススメしたいです。
コンロを使わないのがすごく良いです。卵以外にも蒸し野菜や肉まん等に使えます。
シリコンスチーマー
野菜や肉、魚を入れて電子レンジでチンすると、簡単に蒸し物になります。
シリコンなので洗いやすく、折りたたんで収納できるため場所も取りません。
ぶんぶんチョッパー(手動フードプロセッサー)
糸を引く事で食材をみじん切りにすることができる手動フードプロセッサーです。
電動に比べ、コンセントを必要としない点と、価格が安い点が優れています。
コンセントを必要としないので、キッチンのコンセントまわりがいっぱいでも自由に設置できます。
みじん切りの頻度が少ないけどたまにフードプロセッサーを使いたい、という場合にオススメです。
取ってが取れるフライパン
今まで我が家では普通のフライパンでしたが、取ってがとれるタイプのフライパンに変えてみたら便利さにビックリ。
重ねて入れられるため収納スペースをとりません。また、冷蔵庫に調理したものをそのまま入れて保存するのに場所をとらないので、とても良いです。
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