こんにちは!今日の更新は、紫色の長ねぎの栄養についてです。
先日、うちの地域ではあまり見かけない赤ねぎを頂きました。鮮やかな紫色をしたねぎです。
一般に多く市販されているのは根本の部分が白い白ネギなので、あまり馴染みがないかもしれません。ということで、そんな赤ねぎについてです。
紫色のねぎの正体
紫色のねぎは「赤ねぎ」という品種の長ねぎです。
なんといってもその特徴は、根本から葉の部分まで紫色に染まっていることです。正確には、「葉鞘」と呼ばれる部分が紫色をしています。
染まっているのは表面だけで、切ると中は白いというのも特徴の一つ。山形県や茨城県でよく栽培されているそうです。
赤ねぎの栄養について
赤ねぎと白ねぎの違いはなんといってもその色です。あの色は、フラボノイドの一種であるアントシアニンの色です。
アントシアニンは、「動脈硬化を防ぐ」「老化を防ぐ」「炎症を抑える」などと一般に言われ、有効性についての研究がされていますが、まだデータは十分ではありません。
サプリメントのような濃縮された形で効果が見られたり見られなかったり、というぐらいなので残念ですが赤ねぎを食べたからといって健康効果を実感できるようなことは無いでしょう。
他の一般的な栄養素については調べてもわかりませんでした。日本で栄養素を測定しているのは、文部科学省の食品成分表ですが、根深ねぎは白ねぎしか測定されていません。
まあおそらく白ネギと同じような成分をしていると思われます。ビタミンやミネラルを広く浅く含んでいるような栄養成分で、青い部分のほうがより多く栄養を含んでいます。ちょっと臭みがありますが、ぜひそちらまで食べて下さい。
オススメの使い方
赤ねぎの特徴はなんといってもその色合いです。できれば色を活かした料理に使えると良いですね。酢味噌で合える葱ぬたは、ねぎ単品でも紫が入って見栄えが良いです。
逆に、赤紫が違和感になるような料理にはあまり向かないかもしれません。辛味が強めですが、サラダ等に使っても色鮮やかです。
また、白髪ねぎ(白くないですが)にするとカラフルで美しい飾りになりますよ。
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