こんにちは!今日の更新は、ジュンサイの栄養成分について。
ジュンサイは主に秋田県で栽培されている食材です。ぷるぷるしたゼリー状の膜で覆われた植物で、かなり珍しい食べ物かと思います。
ということで、そんなジュンサイの栄養や健康面に関して書いていこうと思います。
ジュンサイの栄養は?
ジュンサイの特徴はなんといっても、全体を覆うゼリー状の膜です。
多糖類に富むゲル状粘液質に包まれ、つるつるした食感、喉越しを楽しめます。
そんなジュンサイですが、健康に良い食品なのでしょうか。食品成分表で他の野菜と比較してみると、以下のようになります。
他の野菜に比べても特に栄養価が優れているということはなく、むしろ大体の野菜より微量栄養素は少ないようです。
そんな中でも比較的多い成分は食物繊維です。ただし、野菜全体で見るとごぼうのような他の根菜類のほうが食物繊維は多いでしょう。
ジュンサイは健康に良い?
栄養素的には他の野菜に比べ特別優れているところはなさそうです。
ポリフェノールが多いから健康にも良いなどと謳っているページも見つかりましたが、ポリフェノールは他のさまざまな食品にも含まれており特別視できるものではありません。
栄養豊富な食品というわけではありませんが、逆に栄養素が無さすぎて健康に良いという側面もあります。
ジュンサイは他の野菜に比べてもカロリーが低く、また調理法も酢醤油だったりポン酢だったりワサビ醤油だったり、基本的にヘルシーなレシピばかりです(天ぷらもあるそうですが)。
ヘルシーでありながら水分含有量が多いため、満腹感も得やすく、ダイエットしたい方の副菜にオススメできます。
まとめ
日本の大きな健康問題は、メタボリックシンドロームのように栄養の摂り過ぎによるものが多いです。
なので、栄養が少ないというのは悪い点ばかりではなく、むしろ日本社会においては優れた食品とも言えます。
逆に、低栄養が問題になるような高齢者にはあまりオススメできません。栄養が少ないわりにお腹が膨れてしまうので、他の食品の進みが悪くなるかもしれません。
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