鍋に入れるなら?白菜vsキャベツ

2020/10/26

料理雑学

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白菜画像

こんにちは!今日の更新は、鍋に入れる野菜は白菜?キャベツ?というテーマです。

近頃急に寒くなってきたので、我が家でも久しぶりに鍋にしました。

白菜とキャベツがどちらも安かったので両方買ったのですが、ふと、鍋にどっちを入れようかな・・・、という悩みが。

どちらが正解ということもないのですが、使い分けについて書いてみました。

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キャベツは甘味が強い

キャベツは白菜に比べ甘味が強い野菜です。

食品成分表にも、100g中の糖質は白菜で3.2g、キャベツで5.2gと記載されており、キャベツのほうが高い糖質となっています。

実際に鍋にキャベツを入れ煮込むと、かなりの甘味が出ます。

つまり、鍋の味として甘味があっても良い鍋なら、相性が良いということになります。

例えば、以下のような鍋。
トマト鍋
キムチ鍋
もつ鍋
すき煮

すき煮は一般的には白菜を入れますが、甘味のある味付けなのでキャベツも意外と合います。

使う砂糖の量を減らして、キャベツの甘味も含めて味付けをすると良いですね。

トマト鍋も甘さがあって良いですし、キムチ鍋は甘味でキムチの辛さがマイルドになるので、キャベツがよく合います。

もつ鍋もキャベツを入れることのほうが多いですね、もちろん白菜でも美味しく食べられます。

白菜はそこまで甘くない

一方、白菜はキャベツに比べると甘くありません

なので、しょっぱい味付けで、甘さがそこまでいらない鍋には白菜のほうが合うでしょう。

例えば、以下のような鍋。
寄せ鍋
ちゃんこ鍋
ミルフィーユ鍋
豆乳鍋

白菜のほうが煮汁の味を吸いやすく、白菜自体の味もキャベツほど主張が無いので、どんな鍋にも合います。

キャベツと白菜の栄養価は?

キャベツも白菜も、どちらも鍋に使える野菜で、どちらを使うかは好みによります。

栄養価的な違いはどうでしょうか。どちらでも良いなら、栄養価的に良い方を入れたい、という考え方もあるかもしれません。

食品成分表で、主要な5大栄養素を比較してみました。生の100gあたりの数値です。

白菜とキャベツ 栄養価比較

たんぱく質や糖質がキャベツのほうが多く、エネルギーも高めの数値となっています。

微量栄養素については大きな差はありませんが、食物繊維やビタミンCはキャベツのほうが高い数値となっています。。

差は誤差レベルですが、どちらが栄養豊富な野菜かというと、キャベツのほうがやや栄養価が高いと言えそうです。

しかし、ダイエット中ならキャベツより白菜のほうが向いているかもしれません。

100gあたりだと9kcalの差しかありませんが、キャベツも白菜も、鍋にするときは数百グラムと盛大に入れる事が多いですからね。20~50kcalぐらいの差は出そうです。

まとめ

白菜とキャベツの鍋勝負、どちらを入れても鍋は美味しくできますが、甘味がほしい鍋はキャベツ、他は白菜という使い分けが良いと思います。

栄養価的にはキャベツのほうが優れていますが、誤差レベルといえそうです。

エネルギーもキャベツのほうが高いので、ダイエット中の方は白菜を入れるほうが良いでしょう。

手軽に作れてたくさんの野菜を摂れる鍋は優れた料理です。どんどん食べましょう。





記事をお読み頂き、ありがとうございました。

最後にちょっとした広告を。

自分で使ってみて、良かった調理器具を紹介いたします。ご家庭に合うものがあれば、ぜひお試しください。

貝印 関孫六 15000ST 高級包丁

最近新調した包丁です。久しぶりに買い替えるので良い包丁にしようと思って見つけたのがこちら。

包丁の刃にコバルトスペシャルという最高級の素材を使用しており、切れ味が落ちにくく、研ぎやすく、鋼に比べ錆びにくいという高級包丁です。

レビューも書いているので、興味がありましたらご確認下さい。

シリコン調理スプーン

山崎実業のシリコン調理スプーンは、すくう・炒める・計るの3機能がまとまった調理スプーンです。

特徴的なのは5ccと15ccの計量線が入っており、醤油や酒など計りながら調理作業が行なえます。調理作業に無駄がなくなり、一度使うと普通のヘラには戻れない快適さです。

置くためのスタンドもついており、キッチンを汚さず仮置きでき非常に便利です。

ぜひ家のヘラや調理スプーンと交換してみてください。

ゆで卵電気スチーマー

時間管理が面倒なゆで卵や半熟卵が安定して簡単に作れるようになります。ゆで卵や半熟卵をよく作る方に特にオススメしたいです。

コンロを使わないのがすごく良いです。卵以外にも蒸し野菜や肉まん等に使えます。

シリコンスチーマー

野菜や肉、魚を入れて電子レンジでチンすると、簡単に蒸し物になります。

シリコンなので洗いやすく、折りたたんで収納できるため場所も取りません。

ぶんぶんチョッパー(手動フードプロセッサー)

糸を引く事で食材をみじん切りにすることができる手動フードプロセッサーです。

電動に比べ、コンセントを必要としない点と、価格が安い点が優れています。

コンセントを必要としないので、キッチンのコンセントまわりがいっぱいでも自由に設置できます。

みじん切りの頻度が少ないけどたまにフードプロセッサーを使いたい、という場合にオススメです。

取ってが取れるフライパン

今まで我が家では普通のフライパンでしたが、取ってがとれるタイプのフライパンに変えてみたら便利さにビックリ。

重ねて入れられるため収納スペースをとりません。また、冷蔵庫に調理したものをそのまま入れて保存するのに場所をとらないので、とても良いです。

自己紹介


とっぽ
高校で調理師科を卒業し、調理師免許を取得。管理栄養士学科を卒業し、管理栄養士免許・栄養教諭一種免許を取得しました。現在は都内某所の施設に勤務しています!どうぞよろしくお願い致します。

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