こんにちは!今日の更新は、ねぎとろの語源についてです。
先日仕事でねぎとろを使いましたが、商品にねぎが入っていないのに『ねぎとろ』と記載されていました。
ねぎ入っていないのに良いのかな?と思い調べてみました。
『ねぎとろ』の『ねぎ』は葱じゃない
ねぎが入っていないねぎとろって、どうなんだろうな~と思って調べてみると、衝撃的な事実が。
そもそも、ねぎとろのねぎは、葱を指した言葉ではないようです。
ねぎとろといえば、一般的には刻んだ葱とマグロをペースト状にしたものを合わせたものを言います。
丼や寿司に利用されています。
マグロの臭み消しにもなり、素材の相性が良いのでマグロ単体ではなく葱もセットになっていることが多いです。
しかし、ねぎとろのねぎは、実際には葱を指しているわけではないようです。
『ネギトロ』の『ネギ』の語も、『身をねぎ取る』という言葉から派生したもの
ネギトロの元祖である寿司店が、よく通っていた『むぎとろ』と言う店の名前の語呂合わせで名付けたという説もあります。
※日本かつお・まぐろ漁業協同組合のコラムより引用
語源についてはいくらか説があるようですが、いずれにしても、野菜の葱を指してねぎとろと言っているわけではないとのこと。
また、『ねぎとろ』のとろについても、部位のトロを指しているわけではないようです。
でも葱はあっても良い
ということで、語源からすると『ねぎとろ』に葱が入っていなくても全く問題ないようです。
ねぎとろ丼などを注文すると、ほとんどの場合葱があったので、てっきり野菜の葱を指しているものだと勘違いしていました。
ねぎとろを注文して葱がなくても、葱がないじゃないか!と怒るわけにはいかなさそうです。
とはいえ、色彩や臭み消しの観点から相性が良い食材なのは間違いないので、料理として出すときは、混ぜ込んだり散らしたりするのがベストなんじゃないかなあと思います。
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