こんにちは!今日の更新は、練乳で下痢をすることはある?というテーマです。
牛乳でお腹を下してしまう・・・、という方は多数いると思います。
練乳は牛乳から作られた製品で、砂糖が入った加糖練乳。砂糖が入っていない無糖練乳があります。
無糖練乳はおやつ作りに、加糖練乳はいちごにかけたり、コーヒーに入れたりして使われます。
牛乳から作った製品ということは、牛乳でお腹を下してしまう方は、練乳でもお腹を下してしまうのでしょうか。
これらについて、解説していきます。
牛乳は乳糖により下痢しやすい
そもそもなぜ牛乳でお腹を下してしまう方がいるのでしょうか。
これは、牛乳に含まれる乳糖という糖質が原因です。
乳糖は摂取後、ラクターゼという分解酵素で分解し、吸収を行います。
しかし、このラクターゼの効きの良さは個人差が大きいです。
乳糖は母乳にも含まれているため、乳児は特に分解能力が高いです。
子供でも比較的維持できている事が多く、学校給食では牛乳が提供されていますが、お腹を下す子供の割合は低いです。
しかし、歳を重ねるにつれてラクターゼの効きが悪くなり、たくさんの牛乳を摂取すると下痢するようになります。
牛乳の乳糖と練乳の乳糖
練乳は牛乳を加熱しながら水分を飛ばし、濃縮したものになります。
乳糖は加熱してもなくならないため、濃縮された分だけ練乳には多くの乳糖が含まれています。
乳糖の量は文部科学省の出している食品成分表に記載がありますので、参考として牛乳や練乳、他乳製品の乳糖を記載しておきます。
成分表で確認できる通り、100gあたりの乳糖の量は練乳では10g近くあり、ほか乳製品と比べても高い値になっています。
練乳の乳糖で下痢はするか
では、練乳に含まれる乳糖で下痢をする事はあるでしょうか。
結論からいうと、練乳でも下痢をすることはあります。
ただ、どれぐらいの乳糖を摂取すると下痢をするか?というのは非常に個人差が大きくよくわかっていません。
個人個人の乳糖の分解能力は、自覚症状があれば推測することは可能です。
例えばコップ一杯の牛乳で飲んだ後に下痢をするのであれば、4~5g程度の乳糖で症状が出ていることになります。
練乳に換算すると、50g程度の練乳摂取で同様の症状が出るかもしれない、と推測できます。
実際には、練乳はたくさんの量を使うことが少ないので、牛乳ほど問題にはならないかもしれません。
しかし、製菓に使う無糖練乳ではたくさん使うこともあります。
イチゴにかけるような使い方でも、甘いのが好きな方は、たくさんかけて食べるでしょう。
また、個人差でちょっとの牛乳でもダメだという人は、少ない練乳でも症状が出ることがあるかもしれません。
解決法はある?
外国では乳糖の分解を助けるラクターゼサプリが市販薬としてあるため、そういったもので解決できます。
しかし、日本では処方薬としてでしか販売されていないため、入手が難しいと思われます。
練乳を使って下痢をするようなら、少しずつ使用量を減らしていけば下痢をしない量が見つかる可能性があります。
どうしてもたくさんの練乳を使いたい、という場合には乳糖が少ない牛乳(アカディ)から自分で練乳を作るのが良いでしょう。
練乳の手作りは水分を飛ばす時間がかかりますが、手順自体は簡単です。興味があれば、ぜひ試してみてください。
記事をお読み頂き、ありがとうございました。
最後にちょっとした広告を。
自分で使ってみて、良かった調理器具を紹介いたします。ご家庭に合うものがあれば、ぜひお試しください。
貝印 関孫六 15000ST 高級包丁
最近新調した包丁です。久しぶりに買い替えるので良い包丁にしようと思って見つけたのがこちら。
包丁の刃にコバルトスペシャルという最高級の素材を使用しており、切れ味が落ちにくく、研ぎやすく、鋼に比べ錆びにくいという高級包丁です。
レビューも書いているので、興味がありましたらご確認下さい。
シリコン調理スプーン
山崎実業のシリコン調理スプーンは、すくう・炒める・計るの3機能がまとまった調理スプーンです。
特徴的なのは5ccと15ccの計量線が入っており、醤油や酒など計りながら調理作業が行なえます。調理作業に無駄がなくなり、一度使うと普通のヘラには戻れない快適さです。
置くためのスタンドもついており、キッチンを汚さず仮置きでき非常に便利です。
ぜひ家のヘラや調理スプーンと交換してみてください。
ゆで卵電気スチーマー
時間管理が面倒なゆで卵や半熟卵が安定して簡単に作れるようになります。ゆで卵や半熟卵をよく作る方に特にオススメしたいです。
コンロを使わないのがすごく良いです。卵以外にも蒸し野菜や肉まん等に使えます。
シリコンスチーマー
野菜や肉、魚を入れて電子レンジでチンすると、簡単に蒸し物になります。
シリコンなので洗いやすく、折りたたんで収納できるため場所も取りません。
ぶんぶんチョッパー(手動フードプロセッサー)
糸を引く事で食材をみじん切りにすることができる手動フードプロセッサーです。
電動に比べ、コンセントを必要としない点と、価格が安い点が優れています。
コンセントを必要としないので、キッチンのコンセントまわりがいっぱいでも自由に設置できます。
みじん切りの頻度が少ないけどたまにフードプロセッサーを使いたい、という場合にオススメです。
取ってが取れるフライパン
今まで我が家では普通のフライパンでしたが、取ってがとれるタイプのフライパンに変えてみたら便利さにビックリ。
重ねて入れられるため収納スペースをとりません。また、冷蔵庫に調理したものをそのまま入れて保存するのに場所をとらないので、とても良いです。
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