こんにちは!今日の更新は、殻付きゆで卵を冷蔵庫に入れたあとの剥き方についてです。
ゆで卵って、茹でたては結構剥きやすいんですが、冷蔵庫に入れるとめちゃくちゃ剥きづらくなります。
殻付きのまま保存したほうが保存性が良いので殻付きのまま入れているんですが、卵はもうボコボコ。
ネットで調べてみても、ゆで卵の殻を剥くコツはたくさん出てきますが、冷蔵庫に入れて剥きづらくなったゆで卵の剥き方はなさそうだったので、検証してみました。
なお、時間が無い方向けへ結論を先に書いておきますが、スプーンで軽く叩いて小さいヒビを入れておくと冷蔵庫で一晩おいても剥きやすいです。
ゆで卵を冷蔵庫に入れると剥きにくくなる
最近朝食に、卵フィリングを作って食パンにのせて食べるのにハマっているのですが、前日に茹でた卵を冷蔵庫に入れると、翌日めちゃくちゃ剥きづらくなります。
↑こんな感じ。
薄皮部分に白身が融合していて、剥がすときに白身ごと持っていくのでボコボコになっています。
本来なら食べられるところを殻に持っていかれているので、本当にもったいない。
ネットでこの件について調べてみると、「冷蔵庫に入れると剥きづらい」という意見は見つかりますが、解決法は見つかりませんでした。
ということで、自ら検証してみます。
検証と結果
一般に、ゆで卵はこうすると剥きやすいとされる方法がいくつかあるので、試してみます。なお、試した手法は以下の通り。
1,ガラスケースに入れてシャッフルし、全体に細かいヒビを入れて剥く
2,冷水にとり剥く
3,酢を入れて茹でる
4,茹でる前にヒビを入れておく
ガラスケースに入れてシャッフル
ガラスケースなどや瓶などに入れてシャッフルし、全体に細かいひびを入れて剥く方法です。
ゆで卵を作り粗熱をとってから冷蔵庫で一晩保存。翌日、瓶に入れてシャッフルしてから剥いてみました。
その結果、全く剥きやすくなりませんでした。
全体に細かいひびを入れてから剥く方法は、茹でたてであれば有効ですが、冷蔵庫に一晩入れると薄皮が完全に結合し、結局剥いたときに白身が付着しボロボロになります。
冷水にとり剥く
ゆでたての卵を氷水など冷水にとりながら剥く方法です。
検証では、茹でた卵を冷蔵庫で一晩保存し、翌日に氷水に入れながら剥いてみました。
その結果、こちらも全く剥きやすくなりませんでした。
温度の差を利用した剥き方でしたが、冷蔵庫で一晩おくとゆで卵も冷えており氷水にとった意味はなさそうでした。さらに薄皮と結合した白身はどうにもならずボコボコのゆで卵になってしまいました。
酢に入れて茹でる
ゆで卵を剥きやすくする方法について調べたところ、酢に入れて茹でるという方法があるようです。
酢を入れるとなぜ剥きやすくなるかはよくわかりませんが、試してみました。こちらは比較画像です。
左が普通に茹でて、冷蔵庫に一晩おいて剥いた卵。右が酢入りのお湯で茹でたものです。
写真でも、右の卵のほうが若干キレイに剥けているのが確認できると思います。
剥いた感触としても、多少剥きやすくなった気がします。
茹でる前にヒビを入れておく
次に茹でる前にヒビを入れておく方法です。茹でる前にスプーンで軽く卵の底を叩き、ヒビを入れておきます。
あまり強く叩くと白身が飛び出るので気をつけましょう。軽くで大丈夫です。そしてこのヒビ入り卵を茹でてみると…。
結果、劇的に剥きやすくなりました。左がヒビを入れて茹でて冷蔵庫で一晩おいたゆで卵、右が特に何もしていないゆで卵です。
見た目からも明らかだと思いますが、剥いた感触としても明らかに白身が薄皮に付着していません。まったく違う感触です。成功です。
小さいヒビを入れてから茹でると、全体にヒビが回っており、加熱された白身が膨張しようとしているのがわかります。
底の部分に軽くヒビを入れただけですが、全体にヒビが回っているのが画像から確認できます。
ゆで卵は、加熱すると白身が膨張して一回り大きくなるようです。おそらく、この強い内圧が外殻の薄皮にかかり、一晩かけて白身と薄皮が融合するのでしょう。
ヒビを入れることにより圧が逃げ、一晩おいても白身が薄皮にくっつかないようになるのだと思います。
結論
ゆで卵を剥かずに冷蔵庫に入れると剥きにくくなるという問題ですが、茹でる前にスプーンで軽く叩いてヒビを入れる事で解消します。
ヒビが入っているので、完全な殻付きゆで卵よりは保存性が落ちますが、翌日か、翌々日ぐらいの分なら問題ないと考えられます。
酢入りのお湯で茹でる方法も、多少変化があったような気がしますが、部屋がお酢臭くなるのでオススメできかねます。
数日以内に食べる分で用意するなら、軽くヒビを入れて茹で、冷蔵庫に保存しておくと良いと思います。
記事をお読み頂き、ありがとうございました。
最後にちょっとした広告を。
自分で使ってみて、便利だと感じた調理器具を紹介いたします。ご家庭に合うものがあれば、ぜひお試しください。
シリコン調理スプーン
山崎実業のシリコン調理スプーンは、すくう・炒める・計るの3機能がまとまった調理スプーンです。
特徴的なのは5ccと15ccの計量線が入っており、醤油や酒など計りながら調理作業が行なえます。調理作業に無駄がなくなり、一度使うと普通のヘラには戻れない快適さです。
置くためのスタンドもついており、キッチンを汚さず仮置きでき非常に便利です。
ぜひ家のヘラや調理スプーンと交換してみてください。
ゆで卵電気スチーマー
時間管理が面倒なゆで卵や半熟卵が安定して簡単に作れるようになります。ゆで卵や半熟卵をよく作る方に特にオススメしたいです。
コンロを使わないのがすごく良いです。卵以外にも蒸し野菜や肉まん等に使えます。
シリコンスチーマー
野菜や肉、魚を入れて電子レンジでチンすると、簡単に蒸し物になります。
シリコンなので洗いやすく、折りたたんで収納できるため場所も取りません。
ぶんぶんチョッパー(手動フードプロセッサー)
糸を引く事で食材をみじん切りにすることができる手動フードプロセッサーです。
電動に比べ、コンセントを必要としない点と、価格が安い点が優れています。
コンセントを必要としないので、キッチンのコンセントまわりがいっぱいでも自由に設置できます。
みじん切りの頻度が少ないけどたまにフードプロセッサーを使いたい、という場合にオススメです。
取ってが取れるフライパン
今まで我が家では普通のフライパンでしたが、取ってがとれるタイプのフライパンに変えてみたら便利さにビックリ。
重ねて入れられるため収納スペースをとりません。また、冷蔵庫に調理したものをそのまま入れて保存するのに場所をとらないので、とても良いです。
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